令和7年8月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(8月)
8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.5ポイント上昇の46.7となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が低下したものの、飲食関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、低下した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント上昇の47.5となった。
雇用関連DIが低下したものの、家計動向関連DI及び企業動向関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.8ポイント上昇の46.3となり、先行き判断DIは前月差0.3ポイント低下の46.7となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、価格上昇や米国の通商政策の影響を懸念しつつも、持ち直しの動きが続くとみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、46.7となった。雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を1.5ポイント上回り、4か月連続の上昇となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)


2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、47.5となった。雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.2ポイント上回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

