令和7年4月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(4月)
4月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.5ポイント低下の42.6となった。
家計動向関連DIは、飲食関連が上昇したものの、住宅関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
4月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.5ポイント低下の42.7となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差3.2ポイント低下の44.6となり、先行き判断DIは前月差3.2ポイント低下の43.4となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、賃上げへの期待がある一方、従前からみられる価格上昇の影響に加え、米国の通商政策の影響への懸念が強まっている。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、42.6となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を2.5ポイント下回り、4か月連続の低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)


2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、42.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を2.5ポイント下回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

