令和7年2月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(2月)
2月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差3.0ポイント低下の45.6となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が上昇したものの、小売関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、上昇した。
2月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.4ポイント低下の46.6となった。
雇用関連DIが上昇したものの、家計動向関連DI及び企業動向関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.4ポイント低下の45.1となり、先行き判断DIは前月差0.5ポイント上昇の48.4となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる。先行きについては、緩やかな回復が続くとみているものの、引き続き価格上昇の影響等に対する懸念がみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、45.6となった。雇用関連のDIは上昇したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが低下したことから、前月を3.0ポイント下回り、2か月連続の低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)


2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、46.6となった。雇用関連のDIは上昇したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが低下したことから、前月を1.4ポイント下回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

