付注2-8 合併が企業の生産性に与える効果の推計方法
1.概要
合併が企業の生産性に与える効果を検証するため、滝澤ほか(2009)を参考に、傾向スコアマッチング法を用いたDID(Difference in Difference:差の差)の分析を行った。
具体的には、まず、企業の財務データ等の属性情報を用いて、企業が合併を行う予測確率(傾向スコア)を推計する。次に、合併を行った企業と、推計された傾向スコアは同程度だが合併を行わなかった企業を1対1で対応(マッチング)させる。その上で、両者の生産性指標の変化幅に有意な差があるか否かを推計した。
2.データ
経済産業省「経済産業省企業活動基本調査」(調査票項目を内閣府で集計)
3.推計方法
(1)変数の定義

(2)推計式

4.推計結果
(1)推計で用いた変数に関する記述統計

(2)ロジット・モデルの推計結果

(3)合併による生産性上昇効果
① 産業別

② 規模別
