令和6年8月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(8月)

8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.5ポイント上昇の49.0となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、上昇した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.0ポイント上昇の50.3となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月に対し横ばいの48.3となり、先行き判断DIは前月差0.6ポイント上昇の49.2となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、49.0となった。企業動向関連のDIは低下したものの、家計動向関連、雇用関連のDIが上昇したことから、前月を1.5ポイント上回り、3か月連続の上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.0ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)