令和6年6月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(6月)
6月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.3ポイント上昇の47.0となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が低下したものの、小売関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、上昇した。
6月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.6ポイント上昇の47.9となった。
雇用関連DIが低下したものの、家計動向関連DI及び企業動向関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.5ポイント上昇の47.3となり、先行き判断DIは前月差1.5ポイント上昇の49.2となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、47.0となった。企業動向関連のDIは低下したものの、家計動向関連、雇用関連のDIが上昇したことから、前月を1.3ポイント上回り、4か月ぶりの上昇となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、47.9となった。雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を1.6ポイント上回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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