令和6年5月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(5月)
5月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.7ポイント低下の45.7となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
5月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.2ポイント低下の46.3となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差3.4ポイント低下の46.8となり、先行き判断DIは前月差1.6ポイント低下の47.7となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、このところ弱さがみられる。また、令和6年能登半島地震の影響もみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、45.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を1.7ポイント下回り、3か月連続の低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、46.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を2.2ポイント下回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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