令和5年9月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(9月)

9月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差3.7ポイント低下の49.9となった。
家計動向関連DIは、飲食関連が上昇したものの、小売関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
9月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.9ポイント低下の49.5となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差2.4ポイント低下の50.4となり、先行き判断DIは前月差0.3ポイント低下の49.7となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、49.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を3.7ポイント下回り、2か月連続の低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、49.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を1.9ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)