令和5年8月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(8月)

8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.8ポイント低下の53.6となった。
家計動向関連DIは、小売関連が上昇したものの、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.7ポイント低下の51.4となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.3ポイント低下の52.8となり、先行き判断DIは前月差3.0ポイント低下の50.0となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかに回復している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、緩やかな回復が続くとみている。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、53.6となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を0.8ポイント下回り、2か月ぶりの低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、51.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を2.7ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)