令和5年3月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(3月)
3月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.3ポイント上昇の53.3となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
3月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差3.3ポイント上昇の54.1となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差4.2ポイント上昇の55.2となり、先行き判断DIは前月差2.1ポイント上昇の54.1となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直している。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、53.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を1.3ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、54.1となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.3ポイント上回った。