令和5年1月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(1月)
1月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント低下の48.5となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が上昇したものの、小売関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
1月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.5ポイント上昇の49.3となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差2.5ポイント低下の46.5となり、先行き判断DIは前月差2.8ポイント上昇の49.1となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.5となった。企業動向関連、雇用関連のDIは上昇したものの、家計動向関連のDIが低下したことから、前月を0.2ポイント下回り、3か月連続の低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、49.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.5ポイント上回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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