令和4年11月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(11月)
11月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.8ポイント低下の48.1となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が上昇したものの、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
11月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.3ポイント低下の45.1となった。
企業動向関連DI及び雇用関連DIが上昇したものの、家計動向関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.4ポイント低下の49.7となり、先行き判断DIは前月差1.8ポイント低下の46.4となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がある一方、価格上昇の影響等に対する懸念がみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.1となった。企業動向関連、雇用関連のDIは上昇したものの、家計動向関連のDIが低下したことから、前月を1.8ポイント下回り、4か月ぶりの低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、45.1となった。企業動向関連、雇用関連のDIは上昇したものの、家計動向関連のDIが低下したことから、前月を1.3ポイント下回った。