令和4年9月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(9月)

9月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.9ポイント上昇の48.4となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
9月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント低下の49.2となった。
家計動向関連DIが上昇したものの、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差4.8ポイント上昇の49.6となり、先行き判断DIは前月差1.7ポイント上昇の49.3となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.4となった。企業動向関連、雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連のDIが上昇したことから、前月を2.9ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、49.2となった。家計動向関連のDIは上昇したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を0.2ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)