令和4年8月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(8月)

8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.7ポイント上昇の45.5となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が低下したものの、飲食関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差6.6ポイント上昇の49.4となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.3ポイント上昇の44.8となり、先行き判断DIは前月差5.0ポイント上昇の47.6となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、持ち直しに足踏みがみられる。先行きについては、価格上昇の影響等を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、45.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を1.7ポイント上回り、3か月ぶりの上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、49.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を6.6ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)