令和4年4月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(4月)

4月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.6ポイント上昇の50.4となった。
家計動向関連DIは、サービス関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
4月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント上昇の50.3となった。
家計動向関連DIが低下したものの、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.8ポイント上昇の50.7となり、先行き判断DIは前月差0.4ポイント低下の48.0となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響は残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向への懸念が和らぐ中、持ち直しへの期待がある一方、ウクライナ情勢による影響も含め、コスト上昇等に対する懸念がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、50.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.6ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.3となった。家計動向関連のDIは低下したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが上昇したことから、前月を0.2ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)