令和4年1月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(1月)

1月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差19.6ポイント低下の37.9となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
1月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差7.8ポイント低下の42.5となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差22.7ポイント低下の35.9となり、先行き判断DIは前月差5.9ポイント低下の43.6となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、持ち直しへの期待がある一方、コスト上昇等や内外の感染症の動向に対する懸念がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、37.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を19.6ポイント下回り、5か月ぶりの低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、42.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を7.8ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)