令和3年8月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(8月)

8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差13.7ポイント低下の34.7となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差4.7ポイント低下の43.7となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差13.4ポイント低下の34.3となり、先行き判断DIは前月差5.4ポイント低下の41.7となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、持ち直しに弱さがみられる。先行きについては、内外の感染症の動向に対する懸念が強まっているが、ワクチン接種の進展等による持ち直しの期待がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、34.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を13.7ポイント下回り、3か月ぶりの低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、43.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を4.7ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)