令和3年2月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(2月)

2月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差10.1ポイント上昇の41.3となった。
家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇した。
2月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差11.4ポイント上昇の51.3となった。
家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差10.6ポイント上昇の40.7となり、先行き判断DIは前月差11.5ポイント上昇の53.0となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、41.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を10.1ポイント上回り、4か月ぶりの上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、51.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を11.4ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)