令和3年1月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(1月)

1月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差3.1ポイント低下の31.2となった。
家計動向関連DIは、小売関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
1月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差3.8ポイント上昇の39.9となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差6.4ポイント低下の30.1となり、先行き判断DIは前月差5.4ポイント上昇の41.5となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、新型コロナウイルス感染症の影響により、このところ弱まっている。先行きについては、感染症の動向に対する懸念がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、31.2となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を3.1ポイント下回り、3か月連続の低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、39.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.8ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)