令和2年8月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(8月)

8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.8ポイント上昇の43.9となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差6.4ポイント上昇の42.4となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差2.0ポイント上昇の43.3となり、先行き判断DIは前月差5.6ポイント上昇の41.0となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しへの期待がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、43.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.8ポイント上回り、4か月連続の上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、42.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を6.4ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)