令和2年6月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(6月)
6月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差23.3ポイント上昇の38.8となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
6月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差7.5ポイント上昇の44.0となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差22.6ポイント上昇の38.0となり、先行き判断DIは前月差7.5ポイント上昇の44.8となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「新型コロナウイルス感染症の影響による厳しさは残るものの、持ち直しの動きがみられる。先行きについては、感染症の動向を懸念しつつも、持ち直しが続くとみている。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、38.8となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を23.3ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、44.0となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を7.5ポイント上回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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