令和2年5月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(5月)
5月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差7.6ポイント上昇の15.5となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
5月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差19.9ポイント上昇の36.5となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差5.9ポイント上昇の15.4となり、先行き判断DIは前月差19.6ポイント上昇の37.3となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にあるものの、悪化に歯止めがかかりつつある。先行きについては、厳しさが続くものの、持ち直しへの期待がみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、15.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を7.6ポイント上回り、4か月ぶりの上昇となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、36.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を19.9ポイント上回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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