令和2年4月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(4月)

4月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差6.3ポイント低下の7.9となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
4月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.2ポイント低下の16.6となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差6.4ポイント低下の9.5となり、先行き判断DIは前月差1.0ポイント低下の17.7となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「新型コロナウイルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にある中で、さらに悪化している。先行きについては、厳しさが増すとみている。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、7.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を6.3ポイント下回り、3か月連続の低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、16.6となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を2.2ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)