令和2年2月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(2月)
2月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差14.5ポイント低下の27.4となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
2月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差17.2ポイント低下の24.6となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差13.2ポイント低下の27.4となり、先行き判断DIは前月差16.3ポイント低下の26.6となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「新型コロナウイルス感染症の影響により、急速に厳しい状況となっている。先行きについては、一段と厳しい状況になるとみている。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、27.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を14.5ポイント下回り、4か月ぶりの低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、24.6となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を17.2ポイント下回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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