令和2年1月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(1月)

1月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.2ポイント上昇の41.9となった。
家計動向関連DIは、小売関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、低下した。
1月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差3.7ポイント低下の41.8となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.1ポイント低下の40.6となり、先行き判断DIは前月差1.6ポイント低下の42.9となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「このところ回復に弱い動きがみられる。先行きについては、新型コロナウイルス感染症の拡大等に対する懸念がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、41.9となった。雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を2.2ポイント上回り、3か月連続の上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、41.8となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を3.7ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)