令和元年6月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(6月)
6月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.1ポイント低下の44.0となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が上昇したものの、サービス関連が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業が低下したものの、製造業が上昇したことから横ばいとなった。雇用関連DIについては、上昇した。
6月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント上昇の45.8となった。
家計動向関連DI、雇用関連DIは上昇、企業動向関連DIは横ばいとなった。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.0ポイント低下の43.3となり、先行き判断DIは前月差0.1ポイント低下の46.3となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、海外情勢等に対する懸念がみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、44.0となった。雇用関連のDIは上昇し、企業動向関連のDIは変わらなかったものの、家計動向関連のDIが低下したことから、前月を0.1ポイント下回り、2か月連続の低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、45.8となった。家計動向関連、雇用関連のDIは上昇し、企業動向関連のDIは変わらなかったことから、前月を0.2ポイント上回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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