平成31年4月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(4月)

4月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.5ポイント上昇の45.3となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が低下したものの、サービス関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、低下した。
4月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント低下の48.4となった。
家計動向関連DIが上昇したものの、企業動向関連DI及び雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.3ポイント上昇の47.0となり、先行き判断DIは前月差0.6ポイント上昇の48.5となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、海外情勢等に対する懸念がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、45.3となった。雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.5ポイント上回り、2か月ぶりの上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、48.4となった。家計動向関連のDIは上昇したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を0.2ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)