平成31年3月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(3月)
3月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.7ポイント低下の44.8となった。
家計動向関連DIは、サービス関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
3月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.3ポイント低下の48.6となった。
家計動向関連DIが上昇したものの、企業動向関連DI及び雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.0ポイントの46.7となり、先行き判断DIは前月差2.0ポイント低下の47.9となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、海外情勢等に対する懸念もある一方、改元や大型連休等への期待がみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、44.8となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を2.7ポイント下回り、2か月ぶりの低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、48.6となった。家計動向関連のDIは上昇したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を0.3ポイント下回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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