平成31年2月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(2月)

2月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.9ポイント上昇の47.5となった。
家計動向関連DIは、小売関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
2月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.5ポイント低下の48.9となった。
企業動向関連DI及び雇用関連DIが上昇したものの、家計動向関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.9ポイント上昇の46.7となり、先行き判断DIは前月差0.1ポイント低下の49.9となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、海外情勢等に対する懸念もある一方、改元や大型連休等への期待がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、47.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を1.9ポイント上回り、3か月ぶりの上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、48.9となった。企業動向関連、雇用関連のDIは上昇したものの、家計動向関連のDIが低下したことから、前月を0.5ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)