平成30年12月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(12月)

12月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差3.0ポイント低下の48.0となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
12月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差3.7ポイント低下の48.5となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.8ポイント低下の48.2となり、先行き判断DIは前月差3.4ポイント低下の47.0となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「緩やかな回復基調が続いているものの、一服感がみられる。先行きについては、海外情勢や金融資本市場の動向等に対する懸念がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.0となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を3.0ポイント下回り、3か月ぶりの低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、48.5となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を3.7ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)