平成30年10月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(10月)

10月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.9ポイント上昇の49.5となった。
家計動向関連DIは、住宅関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
10月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.7ポイント低下の50.6となった。
家計動向関連DIが上昇したものの、企業動向関連DI及び雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.4ポイント上昇の47.7となり、先行き判断DIは前月差0.8ポイント低下の49.9となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、コストの上昇、通商問題の動向等に対する懸念もある一方、年末商戦等への期待がみられる。」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、49.5となった。企業動向関連、雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.9ポイント上回り、2か月ぶりの上昇となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.6となった。家計動向関連のDIは上昇したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を0.7ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)