平成30年8月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(8月)
8月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差2.1ポイント上昇の48.7となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が低下したものの、サービス関連等が上昇したことから上昇した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、低下した。
8月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差2.4ポイント上昇の51.4となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.6ポイント上昇の48.1となり、先行き判断DIは前月差1.4ポイント上昇の50.4となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、人手不足、コストの上昇等に対する懸念もある一方、秋物商戦や受注増等への期待がみられる。」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.7となった。雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を2.1ポイント上回り、2か月ぶりの上昇となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、51.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.4ポイント上回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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