平成30年2月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(2月)
2月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差1.3ポイント低下の48.6となった。
家計動向関連DIは、小売関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業等が低下したことから低下した。雇用関連DIについては、低下した。
2月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差1.0ポイント低下の51.4となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.7ポイント低下の48.4となり、先行き判断DIは前月差0.2ポイント低下の52.6となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「天候要因等により一服感がみられるものの、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、人手不足やコストの上昇に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI(季節調整値)
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.6となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を1.3ポイント下回り、3か月連続の低下となった。
図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)
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2.景気の先行き判断DI(季節調整値)
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、51.4となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を1.0ポイント下回った。
図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)
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