平成29年12月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(12月)

12月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.2ポイント低下の53.9となった。
家計動向関連DIは、住宅関連が上昇したものの、サービス関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、低下した。
12月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差0.7ポイント低下の52.7となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが低下した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差1.5ポイント上昇の53.9となり、先行き判断DIは前月差0.4ポイント低下の51.3となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「緩やかに回復している。先行きについては、人手不足やコストの上昇に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、53.9となった。企業動向関連のDIは上昇したものの、家計動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を0.2ポイント下回り、5か月ぶりの低下となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、52.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連すべてのDIが低下したことから、前月を0.7ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)