平成29年10月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(10月)

10月の現状判断DI(季節調整値)は、前月差0.9ポイント上昇の52.2となった。
家計動向関連DIは、飲食関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
10月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月差3.9ポイント上昇の54.9となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月差0.3ポイント上昇の49.9となり、先行き判断DIは前月差3.3ポイント上昇の53.7となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「着実に持ち直している。先行きについては、人手不足や海外情勢に対する懸念もある一方、引き続き受注、設備投資等への期待がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、52.2となった。家計動向関連のDIは低下したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが上昇したことから、前月を0.9ポイント上回り、2か月連続の増加となった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、54.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.9ポイント上回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)