平成28年12月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(12月)

12月の現状判断DI(季節調整値)は、前月比横ばいの51.4となった。
家計動向関連DIは、小売関連等が低下したことから低下した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、上昇した。
12月の先行き判断DI(季節調整値)は、前月比0.4ポイント低下の50.9となった。
家計動向関連DI及び企業動向関連DIは低下した一方で、雇用関連DIは上昇した。
なお、原数値でみると、現状判断DIは前月比2.6ポイント上昇の51.2となり、先行き判断DIは前月比0.1ポイント低下の49.0となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「着実に持ち直している。先行きについては、引き続き設備投資や求人増加の継続等への期待がある一方、燃油価格などコストの上昇等への懸念がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI(季節調整値)

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、51.4となった。企業動向関連、雇用関連のDIが上昇したものの、家計動向関連のDIが低下したことから、前月に対し横ばいとなった。

図表1 景気の現状判断DI(季節調整値)

景気の現状判断DI(表)

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI(季節調整値)

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.9となった。雇用関連のDIが上昇したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが低下したことから、前月を0.4ポイント下回った。

図表3 景気の先行き判断DI(季節調整値)

景気の先行き判断DI(表)

景気の先行き判断DI(グラフ)