平成28年7月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(7月)

7月の現状判断DIは、前月比3.9ポイント上昇の45.1となった。
家計動向関連DIは、小売関連やサービス関連が上昇したこと等から上昇した。企業動向関連DIは、非製造業等が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについても、上昇した。
7月の先行き判断DIは、前月比5.6ポイント上昇の47.1となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI、雇用関連DIが上昇した。
なお、季節調整値でみると、現状判断DIは前月比3.3ポイント上昇の43.2となり、先行き判断DIは前月比6.9ポイント上昇の46.6となった。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、金融資本市場が落ち着きを取り戻す中、持ち直しの兆しがみられる。先行きについては、引き続き海外経済や金融資本市場の動向等への懸念がある一方、経済対策への期待がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、45.1となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.9ポイント上回り、4か月ぶりの上昇となった。また、横ばいを示す50を12か月連続で下回った。

図表1 景気の現状判断DI

景気の現状判断DI(表)

図表2 構成比

構成比

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、47.1となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を5.6ポイント上回った。また、横ばいを示す50を12か月連続で下回った。

図表4 景気の先行き判断DI

景気の先行き判断DI(表)

図表5 構成比

構成比

景気の先行き判断DI(グラフ)