平成27年10月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(10月)
10月の現状判断DIは、前月比0.7ポイント上昇の48.2となった。
家計動向関連DIは、小売関連などが上昇したこと等から上昇した。企業動向関連DIは、非製造業が低下したものの、製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIについては、低下した。
10月の先行き判断DIは、前月に対し横ばいの49.1となった。
家計動向関連DIは上昇した一方で、企業動向関連DI及び雇用関連DIは低下した。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、中国経済に係る動向の影響等がみられるが、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、冬のボーナスへの期待等がみられるものの、中国経済の情勢や物価上昇への懸念等がみられる」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、48.2となった。雇用関連のDIは低下したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが上昇したことから、前月を0.7ポイント上回り、3か月ぶりの上昇となった。また、横ばいを示す50を3か月連続で下回った。
図表1 景気の現状判断DI
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図表2 構成比
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2.景気の先行き判断DI
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、49.1となった。家計動向関連のDIは上昇したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月に対し横ばいとなった。また、横ばいを示す50を3か月連続で下回った。
図表4 景気の先行き判断DI
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図表5 構成比
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