平成27年7月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(7月)
7月の現状判断DIは、前月比0.6ポイント上昇の51.6となった。
家計動向関連DIは、小売関連などが上昇したこと等から上昇した。企業動向関連DIは、製造業及び非製造業が上昇したことから上昇した。雇用関連DIは、求人の増加がみられたこと等から上昇した。
7月の先行き判断DIは、前月比1.6ポイント低下の51.9となった。
家計動向関連DI、企業動向関連DI及び雇用関連DIは低下した。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、観光需要、プレミアム付商品券への期待等がみられる」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、51.6となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を0.6ポイント上回り、3か月ぶりの上昇となった。また、横ばいを示す50を6か月連続で上回った。
図表1 景気の現状判断DI
図表2 構成比
2.景気の先行き判断DI
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、51.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが低下したことから、前月を1.6ポイント下回り、2か月連続で低下した。また、横ばいを示す50を6か月連続で上回った。