平成27年6月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(6月)

6月の現状判断DIは、前月比2.3ポイント低下の51.0となった。
家計動向関連DIは、小売関連が低下したこと等から低下した。企業動向関連DIは、製造業が上昇したこと等から上昇した。雇用関連DIは、低下した。
6月の先行き判断DIは、前月比1.0ポイント低下の53.5となった。
企業動向関連DIは上昇したものの、家計動向関連DI及び雇用関連DIは低下した。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、緩やかな回復基調が続いている。先行きについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、夏のボーナス、外国人観光需要、プレミアム付商品券への期待等がみられる」とまとめられる。

全国の動向

1.景気の現状判断DI

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、51.0となった。企業動向関連のDIが上昇したものの、家計動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を2.3ポイント下回り、2か月連続の低下となった。また、横ばいを示す50を5か月連続で上回った。

図表1 景気の現状判断DI

景気の現状判断DI(表)

図表2 構成比

構成比

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、53.5となった。企業動向関連のDIが上昇したものの、家計動向関連、雇用関連のDIが低下したことから、前月を1.0ポイント下回り、7か月ぶりの低下となった。また、横ばいを示す50を5か月連続で上回った。

図表4 景気の先行き判断DI

景気の先行き判断DI

図表5 構成比

構成比

景気の先行き判断DI