平成27年1月調査結果(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(1月)
1月の現状判断DIは、前月比0.4ポイント上昇の45.6となった。
家計動向関連DIは、飲食関連などが低下したこと等から低下した。
企業動向関連DIは、非製造業が上昇したこと等から上昇した。
雇用関連DIは、求人の増加がみられたこと等から上昇した。
1月の先行き判断DIは、前月比3.3ポイント上昇の50.0となった。
先行き判断DIについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、燃料価格低下への期待や賃上げへの期待等がみられ、家計動向部門、企業動向部門及び雇用部門で上昇した。
今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気は、このところ回復に弱さがみられる。先行きについては、物価上昇への懸念等がみられるものの、燃料価格低下への期待や賃上げへの期待等がみられる」とまとめられる。
全国の動向
1.景気の現状判断DI
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、45.6となった。家計動向関連のDIが低下したものの、企業動向関連、雇用関連のDIが上昇したことから、前月を0.4ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を6か月連続で下回った。
図表1 景気の現状判断DI
図表2 構成比
2.景気の先行き判断DI
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、50.0となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.3ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。