脚注7

前回と今回で価格要因の動きに大きな差がみられる電気機器については、映像音響機器(ビデオカメラ・デジタルカメラ)の価格が、前回は低下したが今回はほとんど低下していないこと等から、今回の方が、プラス寄与が大きくなっていると考えられる(内閣府(2014)を参照)。今回、映像音響機器の輸出価格低下幅が小さかった背景には、輸出競争力の低下等を背景に、2012年以降、価格競争力の低い財の海外生産移管が急速に進められたこと等が影響していると考えられる(第3-1-12図)。