脚注5

証券投資収益について、前回は、投資残高の累増に加え、円安方向への動き等を背景として、中長期債利子の受取が増加したことから黒字幅が大幅に拡大した(日本銀行国際局(2008))。他方、今回は、円安方向への動きによる押上げ効果がある一方、世界的な金利低下(付図3-5)により債券利子が低迷していることにより、黒字幅は緩やかな増加にとどまっている。