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２月の現状判断ＤＩは、前月比1.8ポイント上昇の45.9となり、２か月ぶりに上昇した。 家計動向関連ＤＩは、テレビ等の駆け込み需要の反動減が引き続きみられたものの、エコカー補助金等の効果により乗用車販売が好調であったこと等から、上昇した。 企業動向関連ＤＩは、依然として円高の影響が残るものの、このところ一服感がみられたこと等から、上昇した。 雇用関連ＤＩは、建設・福祉等の分野で求人が増加していたことから、上昇した。 ２月の先行き判断ＤＩは、前月比3.0ポイント上昇の50.1となり、２か月連続で上昇した。 先行き判断ＤＩは、消費者及び企業の先行き不透明感が続いているものの、円高等による企業の経営悪化懸念が緩和したことや東日本大震災からの復興需要等への期待感から、家計動向部門、企業動向部門及び雇用部門で上昇した。 以上のことから、今回の調査結果に示された景気ウォッチャーの見方は、「景気の現状は、依然として円高の影響が残るものの、緩やかに持ち直している」とまとめられる。 |
３か月前と比較しての景気の現状に対する判断ＤＩは、45.9となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのＤＩが上昇したことから、前月を1.8ポイント上回り、２か月ぶりの上昇となった。また、横ばいを示す50を７か月連続で下回った。
図表１ 景気の現状判断ＤＩ
図表２ 構成比
２～３か月先の景気の先行きに対する判断ＤＩは、50.1となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのＤＩが上昇したことから、前月を3.0ポイント上回り、２か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を58か月ぶりに上回った。
図表４ 景気の先行き判断ＤＩ
図表５ 構成比
