景気ウォッチャー調査

平成21年8月調査結果(抜粋)


今月の動き(8月)

 8月の現状判断DIは、前月比0.7ポイント低下の41.7となり、8か月ぶりに低下した。
 家計動向関連DIは、グリーン家電の購入に係るエコポイント付与、環境対応車の購入に係る減税・補助により、一部商品の販売増が続いたものの、天候不順や新型インフルエンザの流行の影響から、旅行関連の売上不振やキャンセルの増加があり、夏物衣料も売上不振であったこと等により、低下した。企業動向関連DIは、受注や出荷が持ち直しつつあるものの、受注量が依然少なく販売価格の引下げ圧力も強いため収益確保が難しいこと等から、低下した。雇用関連DIは、新規求人数は依然少ないものの、一部での求人の動き等から、上昇した。
 8月の先行き判断DIは、前月比0.9ポイント低下の44.0となった。
 先行き判断DIは、離職者の急増に対する懸念の後退、一部での休業の縮小に対する期待等により、雇用部門では上昇したものの、家計部門では、新型インフルエンザの流行拡大に対する不安等、企業部門では、販売価格の引下げ圧力が続くことに対する懸念等により、家計部門、企業部門ともに低下したことから、全体として低下した。
 景気ウォッチャーによる判断を総合すると、景気の現状は、厳しいながらも、下げ止まっているとのことであった。
 

全国の動向

1.景気の現状判断DI

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、41.7となった。雇用関連のDIが上昇したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが低下したことから、前月を0.7ポイント下回り、8か月ぶりの低下となった。また、横ばいを示す50を29か月連続で下回った。 


図表1 景気の現状判断DI


景気の現状判断DI(表)


図表2 構成比

構成比


景気の現状判断DI(グラフ)




2.景気の先行き判断DI

2〜3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、44.0となった。雇用関連のDIが上昇したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが低下したことから、前月を0.9ポイント下回り、2か月連続の低下となった。また、横ばいを示す50を27か月連続で下回った。 

図表4 景気の先行き判断DI

景気の先行き判断DI


図表5 構成比

構成比


景気の先行き判断DI