平成21年5月調査(抜粋):景気ウォッチャー調査

今月の動き(5月)

5月の現状判断DIは、前月比2.5ポイント上昇の36.7となり、5ヶ月連続で上昇した。

家計動向関連DIは、新型インフルエンザの影響により、旅行・飲食関連を中心にキャンセルの急増や売上の減少等があったものの、環境対応車の購入に係る減税・補助、グリーン家電の購入に係るエコポイント付与、定額給付金の給付やプレミアム付き商品券の発行、高速道路料金の引下げによる需要増がみられたこと等により、上昇した。企業動向関連DIは、受注や出荷が下げ止まりつつあること等から、上昇した。雇用関連DIは、新規求人数が依然少ないものの、離職者の増加テンポが緩やかになってきていること等から、上昇した。

5月の先行き判断DIは、前月比3.6ポイント上昇の43.3となった。

先行き判断DIは、家計部門においては、夏季ボーナスの減少や厳しい雇用情勢の継続が見込まれているものの、環境対応車の購入に係る減税・補助、グリーン家電の購入に係るエコポイント付与、定額給付金の給付やプレミアム付き商品券の発行、高速道路料金の引下げによる効果への期待があること等から、上昇した。企業部門においては、低い水準ながらも受注が下げ止まることや、一部企業で受注や出荷が持ち直すことが期待されていること等から、上昇した。雇用部門においては、厳しい状況ながらも、一部での新規求人に対する期待等から、上昇した。

景気ウォッチャーによる判断を総合すると、景気の現状は厳しいものの、悪化に歯止めがかかりつつあるとのことであった。

全国の動向

1.景気の現状判断DI

3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、36.7となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を2.5ポイント上回り、5か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を26か月連続で下回った。

図表1 景気の現状判断DI

景気の現状判断DI(表)

図表2 構成比

構成比

景気の現状判断DI(グラフ)

2.景気の先行き判断DI

2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、43.3となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連のすべてのDIが上昇したことから、前月を3.6ポイント上回り、5か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を24か月連続で下回った。

図表4 景気の先行き判断DI

景気の先行き判断DI

図表5 構成比

構成比

景気の先行き判断DI