平成19年3月調査(抜粋):景気ウォッチャー調査
今月の動き(3月)
3月の現状判断DIは、前月比1.6ポイント上昇の50.8となった。
家計動向関連DIは、中旬の低温の影響で春物衣料の動きが鈍かったものの、消費者が少し良いものを求める傾向がみられることや、入学式などイベントに対する消費者の反応が良かったことから、上昇した。
3月の先行き判断DIは、前月比0.8ポイント低下の51.3となった。
景気ウォッチャーによる判断を総合すると、景気は回復が緩やかになっているとのことであった。
全国の動向
1.景気の現状判断DI
3か月前と比較しての景気の現状に対する判断DIは、50.8となった。家計動向関連、企業動向関連、雇用関連の全てのDIが上昇したことから、前月を1.6ポイント上回り、2か月連続の上昇となった。また、横ばいを示す50を5か月ぶりに上回った。
図表1 景気の現状判断DI
図表2 構成比
2.景気の先行き判断DI
2~3か月先の景気の先行きに対する判断DIは、51.3となった。雇用関連のDIが上昇したものの、家計動向関連、企業動向関連のDIが低下したことから、前月を0.8ポイント下回り、3か月ぶりの低下となった。また、横ばいを示す50を3か月連続で上回った。
図表4 景気の先行き判断DI
図表5 構成比