平成17年12月調査（抜粋）：景気ウォッチャー調査

今月の動き（12月）

12月の現状判断ＤＩは、前月比2.8ポイント上昇の55.7となった。

家計動向関連ＤＩは、記録的な寒さのために冬物衣料や暖房器具の動きが良かったことに加え、より良いものを求める傾向が継続していることから、上昇した。企業動向関連ＤＩは、大雪の影響が一部でみられたものの、製造業・非製造業ともに動きが活発になっていることから、やや上昇した。雇用関連ＤＩは、企業の採用に対する積極的な姿勢に加えて、より良い条件での雇用を希望する求職者が増加していることから、引き続き高水準で推移した。この結果、現状判断ＤＩは２か月連続で上昇、横ばいを示す50を８か月連続で上回った。

12月の先行き判断ＤＩは、前月比1.2ポイント上昇の53.6となった。

先行き判断ＤＩは、消費者の購買意欲の高まりが引き続き期待されることから、２か月ぶりに上昇した。

景気ウォッチャーによる判断を総合すると、景気は、回復しているとのことであった。