第22回日中経済協議概要The 22nd Japan-China Economic Consultation
令和元年11月1日
内閣府 経済財政国際室
日中経済協議は、1980年以降、内閣府と中国国家発展改革委員会との間で、両国の経済情勢・政策等について意見交換を行うことを目的として開催している。令和元年11月1日(金)に第22回日中経済協議を北京において開催したところ、概要以下のとおり。
- 出席者
- (日本側)田和内閣府審議官、林内閣府大臣官房政策立案総括審議官、石月在中国日本国大使館公使(経済部長) 他
(中国側)寧国家発展改革委員会副主任、厳国民経済総合司長、張国民経済総合司副司長、李経済運行調節局長、孫社会発展司副司長 他 - 議題
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- マクロ経済情勢の見通しについて
- 通商問題の経済政策への影響等について
- 高齢化への対応について
- 結果と概要
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- 日中両国のマクロ経済情勢と経済政策、中長期の構造的課題について意見交換を行った。
- 我が方からは景気の現状及び経済見通し、当面の経済政策運営等について説明するとともに、中国側からはマクロ経済情勢及び経済政策等について説明があり、これらの事項について意見交換を行った。
- 中国側から対米通商交渉について説明があり、我が方からは過去の日米経済摩擦やそれに伴う国内構造改革の経験等について説明し、これらの事項について意見交換を行った。
- 中国側から高齢化の現状や介護産業の発展に向けた取組について説明があり、我が方からも日本の高齢化の現状と全世代型社会保障改革等について説明し、これらの事項について意見交換を行った。
- 本協議は両国の友好、協力関係の強化に重要な役割を果たしているところ、引き続き開催することとし、次回第23回協議を明年東京で開催することで一致した。
以上