第18回日中経済協議概要The 18th Japan-China Economic Consultation
平成18年9月8日
内閣府国際経済担当
日中経済協議は、1980年以降、内閣府(旧経済企画庁)と中国国家発展改革委員会との間で、両国の経済情勢・政策等について意見交換を行うことを目的として開催している。平成18年9月8日(金)、第18回日中経済協議が内閣府にて行われたところ、概要以下のとおり。
- 出席者
- (日本側)浜野内閣府審議官、法專経済財政政策担当大臣国際経済アドヴァイザー 他
(中国側)朱之キン国家発展改革委員会副主任、霍麗驪同国民経済総合司巡視員 他 - 議題
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- 日本経済の現状と見通し、経済財政政策運営
- 中国経済の現状と見通し、第11次五ヵ年計画
- 結果と概要
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- 両国経済の現状と見通し、マクロ経済政策運営について意見交換を行った。
- マクロ経済運営について、我が国から、経済財政諮問会議の役割を含めた我が国の経済財政政策策定プロセス、歳出歳入一体改革等について説明を行った。先方から日本経済の回復と経済政策の役割を評価するコメントがあった。
- 中国側からは中国経済の現状と第11次五カ年計画について説明があり、成長のスピード、世界のエネルギー需要との関係、為替政策等について議論した。
- 本協議は両国の友好、協力関係の強化に重要な役割を果たしているところ、今後毎年開催することとし、次回第19回協議を明年中国で開催することで意見が一致した。
以上